思うところあって、モレ本2 「 モレスキン 人生を入れる61の使い方」 を読み返していました。 本書で紹介された61人のモレスキンの使い方を見て、あらためて感じたこと。 それは、使い手の日々のシーンを切り取ったページが連なることで、モレスキン自体が1冊の物語になること。 著者のお一人である 堀正岳 さんが本書冒頭で述べているように、それはただの過去記録ではなく、心の動きまでも捉えた「生きたノート」なり得るということです。 僕は今、スケッチという方法でモレスキンのページを生み出しています。 このブログの自己紹介にあるとおり、僕はモレスキンを感覚の結晶にしています。 1950年代のレジスター ナショナル社(アメリカ) アンティークセレクトショップ EASE LIFE さんにて 基本、スケッチは現地で描きますので、その日その時に見えた状態、感じたものをモレスキンに結晶化させます。 たとえ自分が描いたものでも、あとで同じスケッチを再現、再結晶化することは不可能ですし、モレスキンに描いたものを他の環境で再制作することもしないのです。 だからこそあとでモレスキンを見返したとき、その時抱いた感覚、感情、現地の人と交わした言葉、情報がより鮮明に駆け巡ります。 僕はこれが自分の貴重な物語であり、生きたノートになり得ると感じています。 モレスキンにスケッチしたのなら、モレスキンで完成させる 僕の人生を入れ、物語をつくる楽しみは、モレスキンのページとともに膨らんでいくようです。