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歩いた分だけ楽しいノートができる!「旅ノート・散歩ノートのつくりかた」

ダイヤモンド社市川有人さんよりご恵贈賜りました。ありがとうございます!



著者の奥野宣之さんは、人生を記録するライフログノートを提唱されており、その核には「紙」「手作り」といった要素があります。

本書では、さらに「足で歩き回る」アクションが加わり、人生を楽しむアイデアがふんだんに盛り込まれています。

ネット上で不特定多数の人が目にする情報ではなく、旅行や散歩など、自分で歩いて得た体験をノートに具現化する。

それが、より豊潤な感覚となって自分に降り注ぎ、次の「歩き」への抑えがたい期待を育む。こうした「楽しみの助長効果」が、ノート作りの魅力となっているのかもしれません。


外は素材の宝庫。楽しいノートをつくろう!

実はこの感覚、僕の実体験からしても、とても共感できるものがあります。

このブログでも掲載していますが、僕はモレスキンにスケッチをよく描いています。それらは、外歩きのさなかに、どうしようもなく惹き付けられた佇まいやモノたちです。

反応した対象が、自分の手を伝ってモレスキンに流れ込む。
イメージが湧きながらも、どう出来上がるかは最後までわからない。

それが楽しくて、出来た瞬間から次の素材を探しに行きたくなるのです。
しだいに「発見欲」がふくらみ、常に何か探す、感じようとする感覚が研ぎ澄まされます。



自分だけの素材をたくさん発見し、集められたらこんな幸運なことはありません。

本書では、普段から自分の興味をストックする方法、やはり重要な「メモ」の作り方・扱い方、記録の潤し方・活かし方などが「楽しく」解説されています。

そもそもがオールカラー、奥野さんのノートも多数掲載されており、見ているだけでもウズウズしてきます。文具と併せて紹介されている、歩くツールや撮るツールなども必見です!


奥野さんは旅ノート・散歩ノートというテーマで、自分自身で感じる喜び、おもしろがる力、その強みがもたらす意味を教えてくださいました。

ノート作りを通して人生を楽しむアイデアは、まだまだありそうです。
皆さんのアイデアも、ひょっとしたら歩きながら生まれるかもしれませんね!



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