スキップしてメイン コンテンツに移動

美崎栄一郎氏 出版25冊記念講演会@富山 に参加しました

6月19日、美崎栄一郎さんの出版25冊記念講演会に参加してきました。

25冊目の出版記念として、全国25カ所で講演されるわけですが、富山は16番目の開催地となります。


130619美崎氏講演会サイン



イベント告知では著書3冊をテーマにした講演とありました。
選ばれたのはこちらの3冊です。





Facebookバカは16冊目の著書で、16番目の開催地と掛けられています。
他の2冊は、参加者への事前アンケートによって選ばれていました。

実のところ、美崎さんイベントの参加経験上、告知どおりの講演になる筈がないと思っていたのですが、やはり予想は的中しました!



脱線トークに潜むもの
実際には先の3冊以外の著書も色々登場してきました。
そしてもはや真骨頂とも言うべき「脱線トーク」が冴え渡ります。

美崎さんのお話は「本筋」と「脱線」がシームレスなので、メビウスの輪を見ているような感覚になります。

脱線トークには、物事を観るポイントや検証行動など「学びの要素」が詰まっていて、それらが出版の元ネタ、キッカケ話にリンクしていきます。
本筋トークは、成果物である著書自体のお話になる訳ですね。

とても楽しいのですが、油断すると大事な話がサラッといきそうなので注意が必要です。これもまた美崎さんの仕掛けらしいのですが(笑)


130619美崎氏出版25冊記念講演会@富山




美崎さんの研究は続く
講演の中で、仕事術として面白い方法をご紹介頂きました。

ある種の先読み力やコミュニケーション技術かと思いますが、ちょっとしたコツで実践できそうなものでした。


更に興味深かったのは、美崎さんご自身の学び方です。

自分に無いものを持つ人をロールモデルパーソンにする。
「無いもの」を「目標」に設定し、研究、実践、検証行動を続ける。

そしてロールモデルパーソンとの差を詰めるのだそうです。


また、映画化されるような小説を書く夢もあり、研究に取り組んでいるというお話も。こちらも楽しみですね。


様々なお話がありましたが、僕が最も印象に残った言葉がこちらです。
もしかしたら、ご自身のミッションなのかもしれません。
引退した後じゃなく、自分が現役の時代に、現役の知恵を届けたい



おすすめアプリのご紹介
こちらは講演会のお楽しみコーナーと言っていいでしょう。

今回紹介されたアプリは、カンミ堂さんのピコットフセン。
デジアナツールとして人気があるようです。
スマホに大量の画像が入っている方は、楽しく管理できるアプリですね。


picotto fusen
カテゴリ: 写真/ビデオ, ユーティリティ

販売元: KANMIDO CO., LTD. - KANMIDO CO., LTD.(サイズ: 4.7 MB)


詳しい使い方などはコチラで。

ピコットフセン商品紹介TOP | カンミ堂







今回の講演会は2時間でしたが、濃密な内容であっという間に時間が過ぎました。今更ですが、その視点の豊富さに驚かされます。

美崎さんは富山にいらっしゃる頻度が高いので、講演会参加者にはリピーターも多い筈です。しかしながら、ネタかぶり感は殆ど感じることが無いでしょう。

美崎さん、今回も沢山の知恵を教えて頂き、ありがとうございました!

このブログの人気の投稿

スターバックスコーヒーの紙ナプキンスケッチを楽しむ

久しぶりにスターバックスコーヒーでスケッチをしてきました。 いつものモレスキンノートブックではなく、紙ナプキンに描くスケッチです。 このスケッチは、 スターバックスコーヒー富山環水公園店 のテラス席から見える天文橋(てんもんきょう)を描いたもの。使ったのは茶色と焦げ茶色の色鉛筆だけです。 この日は天気が良く、テラス席にはいい風が入り、なんとも心地よい時間を満喫することができました。 スケッチをしている間、他の感覚が遮断されているかというとそうではありません。僕の場合、音はすごく影響があり、いい曲が流れてきたらすかさずキャッチします。 この日も描き始めるや否や、テラスにマック・デマルコの曲が流れてきました。PVはおどろおどろしい感じですが、耳触りの良い脱力ボーカルのおかげで5分で描き上げています。 ちなみにこちらは、2015年12月に富山環水公園店の店内で描いたもの。この時はロディアの鉛筆で描き、お店に進呈して帰りましたので今は手元にありません。 なぜ紙ナプキンに描く気になったのか スターバックスコーヒーの紙ナプキンに描く理由は何か? まずは色合いや紙しわに、ビンテージペーパーの装いを感じるからです。 これまでモレスキンノートブックに描いてきたスケッチは、期せずして「ビンテージ風だ」と言われることが幾度もありました。 自分もその雰囲気が好きなこともあり、作風に現れたとしても不思議ではないので、この紙ナプキンに描くのはごく自然な感覚だったのです。 また、スターバックスコーヒーでは紙コップや紙ナプキンなどに、店舗で使われた牛乳パックの再生紙や FSC(Forest Stewardship Council) の認証紙を使用しているそうです。 Topics(2016/09/27)|スターバックス コーヒー ジャパン 1杯のコーヒーから世界の森につながるFSC®認証紙のペーパーカップ www.starbucks.co.jp 使用後には捨てられる運命の紙ナプキンですが、こうしたスケッチを描いて残すのも、サステナブル・ユースのひとつかと思います。 機会があれば今後も作品を増やし、紙ナプキンアートとして楽しむのもいいかもしれません。

情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]奥野宣之

ダイヤモンド社 の 市川有人 さんよりご恵贈賜りました。ありがとうございます。 本書は、 奥野宣之 さんの6年前の前著「 情報は1冊のノートにまとめなさい 」の完全リニューアル版となっています。 6年前と言えば、僕がモレスキンノートブックに初めて出会った年。 当時は192ページあるノートを前に、何をどう書き込むか定まらない状況でした。 そんなとき、大きな手助けとなったのが奥野さんの前著だったのです。 日常の記録手法が示されたノート術として、かなりインパクトがありました。 その後も「 人生は1冊のノートにまとめなさい 」「 旅ノート・散歩ノートのつくりかた 」といったノート術本が展開されていきます。 僕はどの本も、根底にあるのは次のようなことだと感じています。 ・ノートとどんな関係でありたいか ・ノートに自分の何を受け止めてほしいのか、どう記録するのか ・ノートに預けたモノをどうしたらいいのか、何が生まれるのか 6年前の前著は、最初の2つを中心に「情報整理」を目的としたノート術が展開されていました。しかし本書では、前著の記録手法を踏まえつつ、3つめの事にフォーカスしています。 自身が記録した情報から新しい情報を生む、「知的生産」を目的としたノート術が展開されているのです。 章立ては次のとおり。 序 章 情報はシンプルでなければ使えない 第1章 ノート一冊でつくれる「知的生産システム」 第2章 一冊にまとめる「三つのルール」 第3章 効果的に情報を入れる「書き方・貼り方」 第4章 アイデアの素材を生み出す「ライフログ」 第5章 素材を活用へとつなげる「知的生産術」 第6章 ノートを自在に参照できる「索引化」 日常を貯め、未来へ贈るノート 本書は一貫して、知的生産のための「特別な情報収集」を求めていません。 誰の上にも、劇的な出来事が毎日起こるとは考えられないからです。 日常のありふれた情報を拾う。それさえも難しければライフログを記録することで「知的生産の芽」になるとしています。 また、ノートに記録する時点で即効性を求める必要もありません。むしろそうした意識が足枷になりかねないのです。 本書で僕が奥野さんから受け取ったメッセージはこうです。 ・小さなコトは単なるカタチ。...

名言を実践して自分をアップデートしよう!「朝の名言インストール」「夜の名言インストール」

ブログ「 名言コツコツ 」の主宰者である コボリジュンコ さんが、新刊を2冊同時出版されました。おめでとうございます! 朝の名言インストール 今日のやる気をチャージする (hope books) posted with ヨメレバ コボリジュンコ ルックナゥ 2013-04-17 Amazonで探す Kindleで探す 夜の名言インストール 一日の脳をリセットする (hope books) posted with ヨメレバ コボリジュンコ ルックナゥ 2013-04-17 Amazonで探す Kindleで探す 本書は、名言の造詣を深める趣旨のものとは性質が異なります。 それでは単なる名言鑑賞に終わることになりかねません。 名言を他人の解説で理解するのではなく、今の自分にはどう聞こえるのか、自分ならどうするだろうかということを考え、実践するためのツールになっているのです。 特徴的なのは、本書の1ページ1ページが単元学習のようなスタイルになっていること。読んで通り過ぎるのではなく、必ず自分の言葉で何か書くように工夫が施されています。 ちなみに僕は、考えたことと一緒にイラストも描き添えました。 名言から、例えば自分ならどんなことをするかをイメージしたものです。 カフェでラテアートを楽しんでるシーンではありますが(笑) こんなふうに、楽しみながら名言と向き合うのも一つのスタイルだと思います。 書き込んでいると、ブログ「 名言コツコツ 」に寄稿した気分も味わえるという、コボリさんからの特典のように思えました! 人はワンクリックではアップデートできない。だから毎日続ける。 意義深いのは、出会った名言を通して自分を見つめてみること。 自分の考えを書いて、それを実践すること。 コボリさんは、これをインストールと仰っています。 インストールしてすぐは自分の変化を感じにくいでしょう。 それもそのはず、人はアプリとは違い、ワンクリックでアップデートできるわけではないのです。 少しずつ毎日続けることで、ようやく小さな変化が生まれる。 試しに、本書からこれはと思う名言を選び、考えたことを一ヵ月実践してみる...