ダイヤモンド社の市川有人さんよりご恵贈賜りました。ありがとうございます。
本書は、奥野宣之さんの6年前の前著「情報は1冊のノートにまとめなさい」の完全リニューアル版となっています。
6年前と言えば、僕がモレスキンノートブックに初めて出会った年。
当時は192ページあるノートを前に、何をどう書き込むか定まらない状況でした。
そんなとき、大きな手助けとなったのが奥野さんの前著だったのです。
日常の記録手法が示されたノート術として、かなりインパクトがありました。
その後も「人生は1冊のノートにまとめなさい」「旅ノート・散歩ノートのつくりかた」といったノート術本が展開されていきます。
僕はどの本も、根底にあるのは次のようなことだと感じています。
・ノートとどんな関係でありたいか
・ノートに自分の何を受け止めてほしいのか、どう記録するのか
・ノートに預けたモノをどうしたらいいのか、何が生まれるのか
6年前の前著は、最初の2つを中心に「情報整理」を目的としたノート術が展開されていました。しかし本書では、前著の記録手法を踏まえつつ、3つめの事にフォーカスしています。
自身が記録した情報から新しい情報を生む、「知的生産」を目的としたノート術が展開されているのです。
章立ては次のとおり。
序 章 情報はシンプルでなければ使えない
第1章 ノート一冊でつくれる「知的生産システム」
第2章 一冊にまとめる「三つのルール」
第3章 効果的に情報を入れる「書き方・貼り方」
第4章 アイデアの素材を生み出す「ライフログ」
第5章 素材を活用へとつなげる「知的生産術」
第6章 ノートを自在に参照できる「索引化」
誰の上にも、劇的な出来事が毎日起こるとは考えられないからです。
日常のありふれた情報を拾う。それさえも難しければライフログを記録することで「知的生産の芽」になるとしています。
また、ノートに記録する時点で即効性を求める必要もありません。むしろそうした意識が足枷になりかねないのです。
本書で僕が奥野さんから受け取ったメッセージはこうです。
・小さなコトは単なるカタチ。ノートにはポテンシャルを蓄積している
・好きなコトは自分を象徴するタグ。最もアップデートさせやすい情報
・ノートは自分のライフスタイルのデータベースになってくれる
・記録した情報はどうRebornするか分からない。だから知的生産が期待できる
ノートに記録するのは今の自分であり、次にそれを見るのは未来の自分。
未来の自分が情報を紐解き、知的生産につながるよう、今の自分からあらん限りの贈り物をする。それを助けてくれるのが身近な存在のノートなのです。
知的生産が目的としても、記録そのものの楽しみもあります。
本書巻末の付録には「ノートを200%使い倒すアイデア集」が掲載されています。ノートのカスタマイズ方法や持っておきたい文房具情報がふんだんに盛り込まれています。
奥野さんが「どこにでもあるノート」「100円ノート」と仰るのは、特別な準備は必要なく、すぐに始められるということですね。
ただ僕の場合は「お気に入り」ということで、どうしてもモレスキンになります!
記録ルールは「時系列」のみ。記録テーマに縛りを設けない。
スッと見渡せる仕組みであることが継続に繋がり、情報量も増える。未来につながる。
アナログノートには、まだまだ手放せない楽しみが詰まっているのです。
奥野さんのノート術に触れるたび、いつもそのことを教えてくれる気がします!
本書は、奥野宣之さんの6年前の前著「情報は1冊のノートにまとめなさい」の完全リニューアル版となっています。
6年前と言えば、僕がモレスキンノートブックに初めて出会った年。
当時は192ページあるノートを前に、何をどう書き込むか定まらない状況でした。
そんなとき、大きな手助けとなったのが奥野さんの前著だったのです。
日常の記録手法が示されたノート術として、かなりインパクトがありました。
その後も「人生は1冊のノートにまとめなさい」「旅ノート・散歩ノートのつくりかた」といったノート術本が展開されていきます。
僕はどの本も、根底にあるのは次のようなことだと感じています。
・ノートとどんな関係でありたいか
・ノートに自分の何を受け止めてほしいのか、どう記録するのか
・ノートに預けたモノをどうしたらいいのか、何が生まれるのか
6年前の前著は、最初の2つを中心に「情報整理」を目的としたノート術が展開されていました。しかし本書では、前著の記録手法を踏まえつつ、3つめの事にフォーカスしています。
自身が記録した情報から新しい情報を生む、「知的生産」を目的としたノート術が展開されているのです。
章立ては次のとおり。
序 章 情報はシンプルでなければ使えない
第1章 ノート一冊でつくれる「知的生産システム」
第2章 一冊にまとめる「三つのルール」
第3章 効果的に情報を入れる「書き方・貼り方」
第4章 アイデアの素材を生み出す「ライフログ」
第5章 素材を活用へとつなげる「知的生産術」
第6章 ノートを自在に参照できる「索引化」
日常を貯め、未来へ贈るノート
本書は一貫して、知的生産のための「特別な情報収集」を求めていません。誰の上にも、劇的な出来事が毎日起こるとは考えられないからです。
日常のありふれた情報を拾う。それさえも難しければライフログを記録することで「知的生産の芽」になるとしています。
また、ノートに記録する時点で即効性を求める必要もありません。むしろそうした意識が足枷になりかねないのです。
本書で僕が奥野さんから受け取ったメッセージはこうです。
・小さなコトは単なるカタチ。ノートにはポテンシャルを蓄積している
・好きなコトは自分を象徴するタグ。最もアップデートさせやすい情報
・ノートは自分のライフスタイルのデータベースになってくれる
・記録した情報はどうRebornするか分からない。だから知的生産が期待できる
ノートに記録するのは今の自分であり、次にそれを見るのは未来の自分。
未来の自分が情報を紐解き、知的生産につながるよう、今の自分からあらん限りの贈り物をする。それを助けてくれるのが身近な存在のノートなのです。
知的生産が目的としても、記録そのものの楽しみもあります。
本書巻末の付録には「ノートを200%使い倒すアイデア集」が掲載されています。ノートのカスタマイズ方法や持っておきたい文房具情報がふんだんに盛り込まれています。
奥野さんが「どこにでもあるノート」「100円ノート」と仰るのは、特別な準備は必要なく、すぐに始められるということですね。
ただ僕の場合は「お気に入り」ということで、どうしてもモレスキンになります!
記録ルールは「時系列」のみ。記録テーマに縛りを設けない。
スッと見渡せる仕組みであることが継続に繋がり、情報量も増える。未来につながる。
アナログノートには、まだまだ手放せない楽しみが詰まっているのです。
奥野さんのノート術に触れるたび、いつもそのことを教えてくれる気がします!